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果樹産地構造改革計画実現のための果樹経営支援に 県に要望書提出 JA熊本果実連

2022.04.04

 

要望書を提出する橋本会長(右)と竹内部長

 JA熊本果実連は24日、熊本県庁で果樹経営支援対策事業などに対する要望を熊本県に要請。橋本明利会長が県庁を訪れ、熊本県農林水産部の竹内信義部長に要望書を提出した。

 熊本県における果樹農業は中山間地域の農地保全と経済活性化の面で重要な役割を担っている。同連は現在取り組んでいる果樹産地構造改革計画がスムーズに図られ、将来にわたって持続的に発展し、さらに飛躍できるような施策の重要性について橋本会長と竹内部長が意見交換をした。

 橋本会長は「令和4年度の果樹経営支援対策事業の予算が全国的に不足していると聞いている。果樹は永年作物であることから毎年計画的な改植、新植、基盤整備の取り組みが重要である。予算確保と担い手が事業に取り組みやすい現状の制度維持について国に強く働きかけてほしい」と述べた。

 竹内部長は「全国有数の果樹産地として維持していくためには、計画的に優良な品種への改植、新植などによる経営基盤の積み上げは必要なこと。積極的に国に働きかけていきたい」と話した。