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排水処理設備を増設 山梨・白州工場で竣工式 JA熊本果実連

2021.11.04

 JA熊本果実連は10月中旬、山梨県北杜市の白州工場敷地内で排水処理設備増設工事の竣工(しゅんこう)式を開いた。式には同連と関係各社13人が出席し、玉串をささげた。

 昨年12月から開始した今回の工事は、製造ラインの洗浄時間や加工品目の増加に伴う、排水の処理能力の増強が目的。1日の処理能力が530トンから930トンに増えて、さらに安定した排水処理が可能となった。総事業費は約2億8000万円。

 同連白州工場の小沢孝工場長は「今回の工事で、加工品の種類増加や変化に柔軟に対応できる他、稼働時に使用するエネルギー、汚泥の含水率を削減したことで環境負荷の低減にもつながった。環境に配慮しながら飲料生産に取り組みたい」と話した。

玉串を捧げる藤原主税常務