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20年産冬春花き生産販売を検討 JA熊本経済連

2021.07.05

 JA熊本経済連は6月中旬、熊本市内で2020年産冬春花き生産販売総合検討会を開いた。販売実績の報告や21年産に向けた生産・販売方法を検討。生産部会や市場14社などリモートも含めて約70人が参加した。

 事前に関係市場から取りまとめた主要5品目(トルコギキョウ、カスミソウ、菊、カラー、アリウム)のアンケートを基に20年産の課題などを共有。21年産への取り組みを協議した。

 20年産実績は出荷数量2592万3000本、販売金額24億6796万円。現在もコロナ禍で昨年に続きイベントなどが延期・中止となり、花き全般の販売低迷が続いている。一方、卒業式などの行事やブライダル需要は回復傾向。底堅い販売状況もある。

 同連園芸販売課の末廣健課長は「需要の掘り起こしや花のある生活が見直され、厳しい状況でもしっかり販売につなげられた」と述べた。