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中核人材を育成「未来塾」開講 JA熊本中央会

2021.06.22

 JA熊本中央会は16日、合志市のJA熊本教育センターで2021年度JA戦略型中核人材育成研修「未来塾」の開講式を開いた。農業・JAの環境変化に対応し、JA自己改革を進めるため、中核人材を育成する。県内JA・連合会から選抜された14人が参加した。

 宮本隆幸会長は現在の課題に①農家の高齢化・担い手の減少②国際貿易交渉や異常気象への対応③コロナ禍に起因する環境変化――を挙げた。研修生に「一人一人がJAの将来を考え、行動しなければならない時期に来ている。先頭に立って取り組んでほしい」と激励した。

 研修生を代表しJA本渡五和の森美紀さんが「組合員の負託に応えるJAづくりのためしっかり学びたい」と宣誓した。今後、全9回の研修でマーケティングや組織・経営マネジメントなどを学ぶ。来年1月には修了リポートを発表する予定。

 未来塾は04年度に開始。17年間で235人の修了生を輩出している。