ＪＡ熊本果実連の販売子会社「熊本フルーツセンター」が店舗改修を終えた。作業スペースを新設。果実連が４月から始めたインターネット販売の作業拠点になる。

　同連は、荷造りや発送業務などをセンターと連携しながら行う。新型コロナウイルス禍による巣ごもり需要が増える中、ネット販売事業を強化。季節の青果物・国産果汁飲料を消費者へ届け、新規顧客の獲得を目指す。

　改修工事の完了後、同社は４月下旬、センター事務所内で清祓（きよはらい）式をした。神事には橋本明利会長をはじめ関係役職員らが参加した。

　６月からは通販限定ギフト商品の取り扱いを始める。ＪＡタウン、ヤフーショッピングに加え、楽天市場にも出店する予定。同連のウェブサイトからアクセスも可能。ネット事業に注力し、コロナ禍での消費拡大を目指す。