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自慢の特産お待たせ レイシ出番 「ゴーヤーの日」に向け増量 真っすぐでボリュームも

2021.04.23
レイシの出荷作業をする生産者

 JA熊本市管内で4月上旬から、ハウス栽培のレイシ(ニガウリ=ゴーヤー)の出荷がスタートした。品種は「えらぶ」。熊本市南区会富町のJA広域野菜選果施設での初選果には、885ケース(1ケース3キロ)が出そろい、関東、関西、中京中心に出荷した。

 5月中旬~6月上旬に出荷最盛期を迎え、6月末まで続く。5月の大型連休や5月8日の「ゴーヤーの日」に合わせて出荷数量が増える見込みだ。総出荷量9万ケース、販売金額1億円を目指す。

 2021年産は、3月に好天が続いたため生育が進み、例年より早めの出荷スタートを切った。真っすぐでボリュームがあり、品質良好だ。

 JAレイシ部会は農家22戸が約6ヘクタールで栽培。夏場の需要期を控えスーパーにレシピを掲示して、消費地に同市産レイシをPRする予定だ。緒方敏基部会長は「今年も生育順調で大きさ、品質申し分ない出来。旬のレイシをたくさん食べてほしい」と話した。