熊本の農畜産物

スナップエンドウ最盛 好天で豊作、高品質 JA熊本うき

2021.04.02

  JA熊本うき管内でスナップエンドウが出荷最盛期を迎えている。2020年度産は、好天に恵まれ豊作傾向で、外見や食

箱詰めされ出荷されるスナップエンドウ

味など内容も高品質に仕上がった。三角園芸集荷所では日量約800ケース(1ケース1キロ)を出荷。東北地方を中心に、5月中旬まで総出荷量45トン、販売金額4500万円を目指す。

 

 スナップエンドウは軽量で温度管理労力の少ない「省エネ」作物。高齢化対策として15年前から栽培が始まった。現在は宇城市三角町を中心に、生産者14戸が約1.8ヘクタールに作付けする。

 西営農センターの平川英幸センター長は「少ない労力で、高齢となった農家でも栽培できるのが魅力。旬の味わいを楽しんでほしい」と話した。