熊本の農畜産物

ストック 上々の出来 3月まで 4万本 熊本・JA阿蘇野尻地区で最盛

2021.02.24

JA阿蘇野尻地区で「ストック」が出荷最盛期を迎えている。現在出荷するのは9月に定植した分。主な出荷先は九州で、3月までに約4万本を予定する。

高地にある同地区では冬季に生産できる花が少ない。ストックは、冬場の「つなぎ品目」として生産が広がった。平地での出荷が始まるころには終わるため、他産地と重ならないメリットもある。

ストックは葬祭や仏花として使われることが多い品目。コロナ禍で葬式などが小規模化したことから、2020年度は生産者の収入が約3割減少し、厳しい販売状況にある。

  生産者の白石豊和さん(44)は「家で過ごす時間が多くなっているからこそ、部屋に花を飾ってめでてほしい」と話す。今後は採花率を向上させるため栽培管理を徹底。一層の品質向上を目標にしている。

同地区担当の藤吉善美さんは「今年も良い出来栄え。新型コロナウイルスに負けない販売をしていきたい」と話す。