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砂のアマビエ現る 葉タバコ共同育苗ハウスに作成 熊本県あさぎり町・平川勇さん

2021.02.18

熊本県のあさぎり町須恵にある葉タバコ共同育苗ハウスに妖怪「アマビエ」の砂像が現れた。サイズは縦4メートル、横2メートル。作者は、同町内で葉タバコ300アールを耕作する平川勇さん(57)だ。

たばこ耕作組合中球磨支部須恵総代区の共同育苗ハウスでは、保温資材として床面に白砂を用いる。平川さんは白砂を使い、約20年前から砂像を作っている。

 元々は豊作祈願がきっかけで、干支(えと)やえびすなどを題材に手掛けてきた。今年はコロナ終息を願い、疫病退散の妖怪として知られる「アマビエ」を選んだ。

 育苗の準備作業が終わった1月下旬、白砂の山をたたいて固め、木のへらで彫刻。胴体や足のうろこは缶の底を使い、くちばしや3本足などで立体的に表現した。

 平川さんは「私たちの経営にも影響が出ている。一日も早い終息と、大きな自然災害のない豊作の年を願う」と期待を込めた。砂像は、共同育苗が終了する20日前後まで保存する。(熊本・くま)