JAあまくさが2018年から運営する農業研修ハウスは、修了後に就農するだけでなく、JAの営農指導員に就職する選択肢も用意している。
研修生は2年間学びながら、就農と就職を選ぶことができる。就職を選んだ場合でも、農業を体験して培った知識と経験を生かして農業に携わる仕事ができ、JAも即戦力の人材を得ることができる。入組後も、先輩の指導員がサポートを続けていく。
受け入れは随時行っており、品目はミニトマト。研修施設は「次世代環境制御型ハウス」と「土耕栽培ハウス」の2種類がある。主にJA指導員が指導し、「自ら育て、自ら学ぶ」実践型研修を行う。
実習や座学に加え、ミニトマト部会の研修会などで先輩農家とのつながりも持てる。施設敷地内には育苗施設や野菜集荷所、選果施設もあるため、幅広く農業に関する知識や技術を習得することができる。
JAは、今後も地域農業を担う人材の育成を続けていく。