熊本の農畜産物

【いちご】甘くとろける食味「糖蜜使用のこだわりいちご」いい出来・JA菊池イチゴ部会

2020.12.22

JA菊池イチゴ部会が、食味を重視して作り上げた自信作「糖蜜使用のこだわりいちご」の出荷が始まった。完着で大玉のものだけを詰める。品種は「ひのしずく」。「こだわり」を追求する生産者だけが出荷する。初出荷は15日で、312箱を出荷。全国の契約先に出荷し、輸出も行う。
 他のイチゴと差別化し、黒色の箱を使い、ふたには熊本県のPRキャラクター「くまモン」のイラストが付いている。イチゴは一個ずつフルーツキャップでくるむ。荷姿は1箱30玉、24玉、21玉がある。さらに「黒箱premium(プレミアム)」の特別販売品は、18玉(1玉60グラム以上)と15玉(80グラム以上)がある。
 2020年産は27戸が取り組む。北海道から宮崎まで全て契約販売で、大手デパートの店頭に贈答用として並ぶ。輸出先は、香港、台湾、シンガポール、タイ。
 宮川忠正部会長は「天候にも恵まれ品質良好で、味もいい。収量も出だしから例年を大きく上回っているが、コロナの影響で販売が厳しいのでは」と心配する。
 JAの矢野博之指導員は「国内百貨店での販売は心配だが、輸出でその分をカバーする」と話す。また、「コロナの影響でイベントもなく、量販店での販売促進会も出来ないのが残念。よりよい販売方法を皆で検討している」と話した。