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[未来を見つめる わたしの地域のSDGs](14) 廃棄資材を回収 不法投棄なくそう JA本渡五和

2020.10.01

JA本渡五和は、農産物を生産する上で生じる廃棄資材の回収を定期的に実施している。20年以上前から天草市と連携して取り組みを始め、2019年は約41トンを回収・処分した。

廃棄物処理法の制定で野外焼却(野焼き)が禁止され、「今後、ビニールなどの処分に困る」という農家の声がきっかけ。廃プラ回収の取り組みは、持続可能な開発目標(SDGs)の目標11「住み続けられるまちづくりを」、目標12「つくる責任つかう責任」につながる。

回収は年に3回、JA本店駐車場にスペースを設けて実施する。生産現場で発生した農業用廃ビニールや肥料袋などを軽トラックなどに積み込み、農家個人の手で持ち込まれる。回収スペースではJA職員が待ち構え、トラックからの積み降ろしを支援。持ち込まれた廃棄資材は、JAが廃棄処理業者へ依頼し、適正に処分される。この取り組みによって、野外での焼却処理や、森林・河川への不法投棄などを抑止。大気汚染など地域の自然環境を守ることにつなげている。

営農物流センター長の川本哲也さんは「不法投棄などがなくなるよう、今後も地域のために適正な処理を呼び掛けたい」と話す。

廃棄資材の処分にかかる費用は一部をJAで負担し、農家の負担軽減にも努めている。