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エゴマ栽培競う 菊池生産組合 初の立毛品評会

2020.10.01

JA菊池管内の農家らでつくる菊池えごま生産組合は9月中旬、栽培技術・品質向上と生産者の意識を高めるため、立毛品評会を初めて開いた。最優秀賞に村上正一さん(65)の圃場(ほじょう)を選んだ。

 県農業研究センター・菊池地域振興局、菊陽町・大津町農政課の指導員が主茎の長さや葉色、着果状況、病害の有無など9項目で審査した。

 審査員を務めた菊陽町役場農政課の立場久雄指導員は「審査は甲乙つけ難かった。台風の影響もなく生育は順調だが、今後の管理が収量に影響するので注意してほしい」と講評した。

生産組合の上村幸男組合長は「無農薬、有機質肥料、減肥栽培でこだわりのエゴマを作っている。技術を高め、若い人にもつなぎたい」と話した。

同生産組合は生産者16人で構成。菊陽町を中心に大津町などの山間地7ヘクタールで栽培する。土地の有効利用を目的に2015年に研究会を設立し、イノシシや鹿が食害しないエゴマを選んで生産を開始。16年に組合となり、「きくちのえごま油」を製品化した。人気商品となり、昨年は1万2500本(1本45グラム)を生産し、完売した。

20年産は12月から販売予定。JAの直売所や県内の大手デバートなどで販売する。