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【イ草】和の暮らし支えるゾ イ草刈り最盛 新芽 伸び良好~JAやつしろ

2020.06.22

熊本県のJAやつしろ管内では、梅雨時期の風物詩「イ草刈り(収穫)」が最盛期を迎えている。畳表の原料のイ草は品質低下を避けるため、早朝や夕方に収穫する。その後、専用染土で泥染め、乾燥。丁寧に製織され、畳表となる。収穫は7月20日ごろまで続く。

 2020年産は、342戸が作付面積397・9ヘクタールで、「涼風」「ひのみどり」を中心に、「ひのはるか」「夕凪」を作付けする。

 住宅事情や生活様式の変化で、畳表の需要は減少。これにより、生産者と作付面積は減ったが、国内産の9割以上をJA管内で生産している。

JAい業部の森野利明部会長は「梅雨に入り、イ草が好む高温多湿となって新芽の伸びも良い。良い畳表ができそうだ」と話した。

JA営農部農産・い業課の石田真隆課長代理は「暖冬の影響で生育過多気味だったが、春先の冷え込みで平年並みに戻った。新芽の発生も促され、収量・品質とも期待できる」と述べた。