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【自己改革】人つなぐ、JA~私たちの自己改革奮闘記(148)~JAあまくさ

2020.04.30
極力距離を保ったうえで説明する寺尾さん

 JAあまくさは2019年度から本所金融部に「農業融資専任渉外」を配置し、管内の農業者・農業法人へ出向く活動を強化。19年度の農業資金の年間実行額は4億円を超え、過去最高の実績となった。

 推進強化を始めた18年ごろは、農家に有利な商品はあるが、職員の知識不足、組合員への周知不足が大きな課題だった。
 改善のため、JAは農林中央金庫熊本支店のJA農業金融トレーニー制度を利用。支所の融資係だった岩見大智さん(34)が同金庫に出向し、農業資金の知識と効果的な周知方法を学んだ。

 19年4月にJAに帰参した岩見さんは「農業融資専任渉外」として意欲的に活動。上半期だけで、前年度の年間融資実行額を突破した。
 同年10月には寺尾順さん(37)が同金庫に出向しながら、融資推進に参加。両職員が中心となり、19年度は過去最高の実績を記録した。

 岩見さんは「天草地域は平地が少なく、他地域と比べ需要額も少ないが、一件でも多く組合員農家の資金ニーズに沿った提案を続ける」と話す。
 現在は寺尾さん含めた2人体制。新型コロナウイルスの影響を受ける農家へ、資金を案内する。
 2人は事前に電話などで農家から了承を得て訪問。面談時は手指を消毒してマスクを着用。距離を保ち、対応する。

 寺尾さんは「コロナ禍に負けないための資金の案内・提案活動を続け、組合員農家の支援になれれば」と語る。