
熊本県のJAたまなの中央集荷センターで4月上旬から、2020年度産「一寸ソラマメ」の出荷が始まった。昨年より2日早い。部会では部会員24人が1.7ヘクタールで栽培。ハウス物、トンネル物、露地物と、5月下旬まで出荷が続く。
2月下旬から3月中旬の気温上昇と定期的な降雨で、例年発生していた晩霜による被害や花落ちがなく、高品質な出来だ。
新型コロナウイルス感染拡大防止のため、出荷査定会は開かず、個別で収穫適期や選別基準、箱詰めの配列方法を確認した。
一寸ソラマメ部会の馬場廣幸部会長は「出荷は5月下旬まで続く。安全で安心できる栽培と、品質向上に努めたい」と意気込みを述べた。