熊本の農畜産物

【河内晩柑】ジューシー “細腕一人” 経営に奮闘 低樹で負担軽減 天草市坂本真理さん/JAあまくさ

2020.03.22
ジューシーの収穫を待つ坂本さん

 熊本県のJAあまくさで3月上旬、ジューシー(河内晩柑=カワチバンカン)の出荷が始まった。JAは2019年産出荷量400トン(前年比110%)を計画。出荷は5月まで続く。

 天草市で果樹経営を行う坂本真理さん(39)は、「不知火」や晩かんなどのかんきつ類を170アールで栽培。女性1人での果樹経営を目指し、木を低くすることで消毒や剪定(せんてい)、収穫作業の負荷を軽減している。

 こうした取り組みが評価され、19年度県農業コンクール大会で、「新人王部門優良賞」と「女性の活躍賞」を受賞した。「低樹は2、3年でようやく落ち着いてきた。4月の収穫が待ち遠しい」と述べた。

 JA果樹担当者は「18年産は後期落果が多く、大幅な減収となったが、19年産は例年並みの出荷を見込んでいる。例年より糖度が高い仕上がりだ」と話した。