熊本の農畜産物

【花き】花束購入に支援の輪 コロナで消費低迷/JA菊池

2020.03.17
花束を作る部会員

 JA菊池花き部会は12日、カスミソウ、トルコギキョウ、ガーベラなどをふんだんに使った花束を作った。JA菊池が「ホワイトデーに花を贈りましょう」と花束の購入を呼び掛けたところ、花束458束の注文が集まったため。取り組みは新型コロナウイルスの影響で、花きの消費が低迷する中、生産者を少しでも応援しようとJA営農部の職員が提案した。

 企画は9日に決定。注文の受け付けは10、11日の2日間だけだったが、支援の輪が職員にすぐに広がった。農林中央金庫熊本支店、熊本交通運輸なども協力した。
 
 JA花き部会トルコ専門委員長の上田功さん(49)は「職員の気持ちをありがたく思った。(注文は)100束くらいかと思ったら、400以上で驚いた。部会員が結集して作り上げた」と話した。「この機会に、花を家庭に飾ったり、身近な人にプレゼントすることの心地良さを感じてほしい」と訴えた。

 花き担当のJA職員は「結婚式や卒業式用に仕上げた花が、イベント中止で安価となり、気が重かった。マスクをした生産者が段取りよく花束を仕上げていく姿に部会員の力強さを感じた」と話した。