新着情報

【コロナ対策】薬液噴霧器を導入 選果施設で除菌/JA熊本市

2020.03.04
慎重にコンテナの消毒を行う職員

 JA熊本市はJA選果施設で新型コロナウイルスの防疫対策に乗り出した。薬液散布用の噴霧器を導入。通路や農産物用のコンテナなどを除菌する。施設へのウイルスの侵入と作業員への感染を防ぐ。県内の選果施設では初の試み。

 2月29日、熊本市の野菜選果施設に防除機大手メーカーを招き、初回の除菌作業をした。役員や部会関係者が見守る中、JA職員が携行型の噴霧器を使い、農産物用コンテナを除菌した。
 
 噴霧器はハウス内の農薬散布用のもので、液体を3ミクロンの微粒子にして放出できる。コンテナは施設と農家とを行き来して、多くの人が触れることから、除菌の対象とした。

 同JAの野菜選果施設は西日本でも最大級。今の時期だと、JAの主力園芸品目のナス、トマトを選果する。現在はピーク時期ではないが、約150人~200人が従事しており、JAは施設の防疫に全力を傾ける。

 参加したミニトマト部会の永井豊部会長は「作業員を守り、感染の不安を払しょくする。感染者が出てからでは遅い。消費地に安全で安心な農産物を届けるためにも徹底した防疫対策が必要だ」と訴えた。JAは今後、各選果場にも導入する方針だ。