熊本の農畜産物

【デコポン】樹上熟成 味わい濃厚 価値高め所得増 葉付きデコポン出荷/JA鹿本 

2020.03.04
P-プラスに入った葉付きデコポン

 熊本県のJA鹿本は、デコポンの中でもこだわりの商品として「葉付きデコポン」の出荷を始めている。例年以上に色、大きさ、味ともに良く仕上がりは上々だ。

 「不知火」のうち、一定の基準を満たした高品質なものを「デコポン」と呼ぶ。さらに、「葉付きデコポン」は通常より長期間樹上で熟成させ、葉を付けたまま、2、3カ月保存可能な鮮度保持袋「P―プラス」で包んで出荷。贈答用に向く。

 2月下旬、JAみかん部会デコポン専門部の上村憲保部長は、熊本市北区植木町の園地で出荷作業に追われた。

 上村さんは「果肉のぷちぷちした食感と濃厚な味わいを楽しめる。今年も上出来。自信を持って勧めたい」と話す。

 JA営農指導課の山本高徳指導員は「デコポンに付加価値を付けることで、生産者の所得増大につなげたい。JA鹿本のデコポンを多くの人に食べてほしい」と話した。
 
 JA管内では同専門部33人のうち12人が葉付きデコポンを栽培している。主に東京や大阪の市場へ3月下旬まで出荷する予定で、JAのオンラインストアでも販売中。2020年産は25トンの出荷を見込んでいる。