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就農希望の友集う 県内14高校から82人/熊本県教委や菊池農高激励会

2020.02.19

 県教育委員会と県立菊池農業高校などは13日、将来就農を目指す県内の高校生を対象にした「就農に向けた進路希望者激励会 農業教育輝き事業」を、同校で開いた。県内14校から82人が参加し、講演会や視察、情報交換会を通じて、熊本の農業を担う仲間として意識を高めた。農業関係高校が私立や普通科の高校とタイアップする事業は、全国でも珍しい。

 県教委や、文部科学省指定農業経営者育成高校である菊池農高が「農業教育推進校事業」の研修会として開いた。3月の卒業予定者で、就農を希望する生徒に、地域を担う意識を高めてもらう狙い。菊池農高の木庭敬勝校長が「農業は魅力ある職業。志を高く持って、熊本、日本農業を引っ張ってほしい」と訴えた。
 
 和水町で養豚を手掛ける(有)サイキの齊木正剛さんが講演。自宅の経営に加わり、規模拡大に成功した経験などを語った。齊木さんは現在の夢を語り「一歩踏み出す勇気を持ってほしい。決めた進路なら、諦めず最後まで頑張ってほしい」とエールを贈った。

 南稜高校の酒井健志さん(18)は「将来は農業法人を設立し、地域農業を活性化させたい。講演に希望と勇気をもらった」と話した。菊池農高の衛藤潤也さん(18)は「挑戦すること、家族の支えが大切という言葉が心に残った。農業の発展に貢献できる仕事ができるように頑張りたい」と語った。