熊本の農畜産物

【デコポン】無加温出荷始まる 糖度、品質 手応え/JA熊本市

2020.02.19

 

手作業で丁寧に行われるデコポンの箱詰め作業

 全国有数のミカン産地、JA熊本市管内で2月上旬から中晩かんデコポンの出荷が始まった。JA柑橘(かんきつ)部会のメンバーは初日、同市西区河内町のJA夢未来柑橘選果場に、無加温デコポン約12トンを持ち込んだ。3月1日から露地物、長期貯蔵と続き、6月上旬までリレー出荷する。

 同部会では200戸が約80ヘクタールで栽培。露地が増える3、4月にかけて出荷最盛期を迎える。12日の時点では、日量12トンを出荷している。関東地方を中心に総出荷量1400トンを計画する。

 デコポンは、「不知火」のうち糖度やクエン酸の基準を満たしているもの。同選果場では、フリートレーに載せたデコポンを1玉ずつ光センサーにかけ、品質基準を確認。作業員が手作業で箱詰めしている。

 19年産は、大雨や台風など天候不良が多かったが、玉太りや果実内容は上々の出来。糖度や品質も申し分ない。消費者の需要に応えて長期的な安定出荷を目指す。

 同部会の上村英哉部会長は「例年以上の糖度、高品質なデコポンができている。生産者が丹精して作ったデコポンを味わってほしい」と話す。