新着情報

【金融】出向く活動を強化へ 農業融資ニーズ発掘 指導販売部と連携/JAあまくさ

2020.01.30

 熊本県のJAあまくさ金融部は指導販売部と連携し、農業融資の推進を強化している。出向く活動で農業近代化資金などの資金を周知し、需要を発掘。組合員の満足度向上につなげるのが狙いだ。

 管内各所で開く生産者の会議に出席し、指導販売部と協力して農業資金の周知活動をする。昨年12月下旬にはJAの理事会でも資金の内容を説明した。

 1月現在、JAバンク熊本は農業近代化資金を5年間は金利0%で借り入れできる。保証料も2020年3月末の実行分まではJAバンクが負担する。規模拡大や設備導入を検討する組合員は借り入れ負担を減らせる。

 JAは、出向く職員の育成に農林中金熊本支店の「農業金融JAトレーニー制度」を活用。農中職員との農家訪問を主軸に研修や職場内訓練(OJT)を通じて職員の農業融資の対応力を底上げする。

 金融部の岩見大智さんは18年9月から同支店で研修。現在は19年度の農業資金目標3億円の達成を目指し、研修成果を実践する。指導販売部や支所と連携して組合員と面談を続け、訪問件数は6カ月で200件を超えた。岩見さんは「資金以外にもさまざまな悩みを聞く。農家の経営課題を解決できるよう、事業間で連携してスピード感を持って対応したい」と語った。

 JAは今後、同じく出向中の1人と合わせて2人体制で出向く活動を強化し、組合員のニーズに応えていく方針だ。