新着情報

【和牛】毎月全部員巡回発育状況を共有 和牛品質向上へ一丸/JAくま

2020.01.29
牛の体重を計測する部下員ら

 熊本県のJAくま肥育牛部会上球磨支部は月に一度、定例会を開いて和牛の増体改善や肉質向上につなげている。全部会員、JAや経済連の職員らが7戸の農家を巡回。移動型の体重測定器で牛の体重を測り、発育状況を分析する。分析の管理台帳に増体の経過の他、血統・生年月日・生産者名・枝肉成績などを記録。個体ごとの飼養管理の改善に役立てる。

 肥育農家の主要コストであるもと牛価格は近年、高値で推移。一方、国産牛肉の枝肉相場は下がってきており、厳しい状況が続く。経営を維持するために、正確な情報を生かして、生産基盤を強める必要が高まっている。同支部の構成年齢は、20~70代。新たに、子牛を導入する際にも活用している。

 全部会員で取り組む定例会は、技術の継承や情報共有の場として機能している。坂本隼斗指導員は「経営環境は厳しいが、自分たちができる取り組みを着実に実践し、高品質な牛づくりを続ける」と意気込む。