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【貸農園】野菜栽培 手ぶらでも うきっ子農園開設 指導員が手厚くサポート/JA熊本うき

2019.11.05
うきっ子農園で見本園を見学する参加者

 JA熊本うきは4日から、地域住民などを対象にしたレンタル農園サービス「うきっ子農園」を新たに始めた。遊休農地の有効活用と農作業を通じた地域活性化が狙い。従来の貸農園とは異なり、苗や種、肥料、農具など栽培に必要な資材は全て農園側で準備する。JA営農指導員による栽培講習会を定期的に開くなどして利用者を手厚くサポートする。県内初の試み。

 栽培品目は、季節に応じてブロッコリーやキャベツ、ダイコンなど野菜を中心に年間約40種類を推奨する。JA営農指導員による巡回もあり、利用者は栽培のポイントなどで助言が得られる。初心者でも気軽に農作業を始められる。JA職員との接点や交流を増やし、JAを一層身近に感じてもらいながら、つながりを強化していく。

 同農園では22区画(1区画約10平方メートル)を整備。利用料は1区画が月額4000円。駐車場の他、トイレや休憩スペースも備える。水道も自由に使える。利用者は手ぶらで来ることができる。シニア層に加えてファミリー層も呼び込む。

 10月下旬の現地見学会ですでに3組が申し込んだ。熊本市の谷川香さん(42)は「マンション暮らしでは自然や土に触れる機会が少ないので、子どもと一緒に野菜づくりを楽しみながら子育てをしたい」と農園利用の理由を話した。息子の悠真君(6)は「スイカやカボチャに挑戦したい」と目を輝かせていた。
 
 JA総合企画部の福永裕明次長は「農園利用で、栽培のノウハウはもちろん、自ら農作物を育てる充実感や喜びを得てもらいたい。サービスを充実させ、農を通した市民交流を深めたい」と話した。現在も利用者を募集している。