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中学生の農泊 受け入れ26年目 農を愛する心育む 熊本・JA菊池青壮年部旭志支部

2019.10.11

牛にえさを与える永田さん㊧と大塚さん

 熊本県のJA菊池青壮年部旭志支部が地元中学生を受け入れ、農業を体験する「ふるさとファームステイ」が、26年目を迎えた。受け入れ農家として地元のJA青壮年部員が全面的に協力。同部部員のほとんどがファームステイを体験した卒業生で、先輩から受け継ぎ学んだことを地域の後輩に伝えている。

 学校やPTA、JA青壮年部、地域が一体となり取り組んでおり、授業として実施している。今年は9月下旬に菊池市立旭志中学校の1年生43人が参加した。牛の餌やりや牛舎の掃除、搾乳や子牛の哺乳(ほにゅう)、野菜の収穫や出荷調製作業などをして農家の生活を体験した。

 肉牛農家で作業をした大塚菜々美さん(13)は「初めてのことばかりで楽しかった」と喜んだ。永田杏樹さん(12)も「牛を見て大きさに驚いたが、次第にかわいいと感じた」と話した。

 受け入れ農家の永田大策さん(28)は「先輩の思いをつないでいきたい」と力を込めた。

 ファームステイ1期生だった旭志支部の石井宏和部長は「地域と連携してこれからも続けていきたい」と話した。