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【自己改革】人つなぐ、JA~私たちの自己改革奮闘記(95)~JA阿蘇

2019.06.27
定植後の苗に根回し水をする生産者

 JA阿蘇アスパラ部会は2019年度4月現在、生産者81人、作付面積28ヘクタール。熊本県は全国で4番目のアスパラガスの産地で阿蘇地域は作付面積の約30%を占めている。

 同地域は23年前、軽量作物で単価が取れる野菜としてアスパラガスに注目が集まり、合併前の旧一の宮農協管内で約40アールから栽培が始まった。2004年には南部地区・小国郷地区が部会へ加わり、高冷地の気候に合うなどの理由で作付面積が拡大した。

 また、JAが栽培技術の確立に積極的に取り組み、事業を利用して選果場の整備やハウス導入に力を入れたことで、管内全域に生産者が広がった。現在も部会は拡大しており、アスパラガスは阿蘇の重要な品目の一つに位置付けられている。

 同部会は、施肥前の土壌分析に基づき、有機質肥料を主体とした肥料設計をしている。また、増加する新規就農者とベテランの生産者の間で技術承継や品質安定を目的に、定期的な栽培管理講習会を開いている。

 生産者の笹原光司さん(70)は「JAと生産者が一丸となって阿蘇の産地をつくらなければならない」と話す。指導販売係の後藤真智さんは「作付面積や出荷量だけでなく、品質も県内一のアスパラガスを目指したい」と話した。部会は常に向上心を持つ産地づくりを胸に、さまざまな取り組みを展開する。