熊本の農畜産物

【小麦】パン用小麦「くまきらり」実需注目 「ミナミノカオリ」の後継 「ピザや乾麺にも合う」/JAたまな

2019.06.12
期待の小麦品種「くまきらり」を視察する実需者

 2019年産から新品種に登録された小麦「くまきらり」が収穫を迎えている。「くまきらり」はパン用小麦の主力品種「ミナミノカオリ」の後継種。枯れ熟れに強い特徴がある。グルテンの質が強く、加工すると弾力性のある仕上がりで、パンやピザに適している。

 製粉メーカーの熊本製粉と小麦粉を扱う大阪府の問屋らが5月下旬、JAたまな管内の麦畑を視察した。

 現在「くまきらり」は玉東町のアグリファームきよただけで栽培する。同社の高木正直さん(60)は「気候に恵まれ、順調に生育した。現在15ヘクタール栽培しているが、20年産は35ヘクタール以上に増やす予定」と話した。

 視察者からは「くまきらりは香りが強く、甘い香りが残る。歯切れが良く、パンやピザだけでなく乾麺に加工してもおいしい」と意見があり、JA担当者は「新品種への期待の高まりを感じた。ミナミノカオリのように、実需者のニーズに応えられる品種として根付いてほしい」と力を込めた。