熊本の農畜産物

【イチジク】加温物本番 色づき玉ぞろい上々 シートマルチ奏功/JA熊本うき

2019.06.01
早朝からイチジクを収穫する西山さん

 熊本県内一のイチジク産地であるJA熊本うき管内で、加温栽培物の出荷が本格化している。連日約2500パック(1パック250グラム)がJA柑橘(かんきつ)選果場に持ち込まれ、県内を中心に九州、中国、東北地方に出荷。6月下旬からは無加温物の出荷が加わり、7月下旬に最盛期を迎える。9月下旬まで総出荷量71トン、販売金額8100万円を目指す。

 イチジクの加温栽培は全国的にも珍しく、今年は5月上旬に全国のトップを切って初出荷を迎えた。現在も順調に生育しており、着色や玉ぞろい、食味など高品質に仕上がっている。

 管内では宇城市三角町を中心に、宇城いちじく部会の部会員22人が、約3ヘクタールで栽培する。同部会は、シートマルチの活用による着色向上対策や病害虫防除の徹底、病害虫防除、土壌管理などの生産対策に取り組み、着果・品質向上につなげている。

 ビニールハウス20アールで栽培する同町の西山憲義さん(49)、由紀さん(49)夫妻は「品質の高いイチジクを生産し、安定出荷につなげたい。美容と健康に効果 的とされる果実なので、子どもや高齢者、若い女性らたくさんの人 に、おいしい宇城産を食べてもらいたい」と、収穫に汗を流す。