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【和牛】超音波で肉質分析 高値販売へ牛厳選 技術向上狙う/JAくま

2019.05.17
画像を見ながら肉質を分析する指導員ら

 熊本県のJAくまは、高値が期待できる和牛生産に力を入れている。共励会に向けて厳密な選畜をすることで農家の生産技術・意欲向上につなげる。6月にあるJA熊本経済連肉牛枝肉販売促進会にはエコー(超音波)などで肉質を評価した牛を出品。上位入賞と高値販売を目指す。

 候補牛の選畜は4月下旬、JA肥育牛部会とJA畜産課、JA熊本経済連などが連携して実施。エコー機材を使い、枝肉の主な評価基準となるロース、バラ、カブリ、皮下のさしや厚さ(大きさ)などを比較・推察。黒毛和種13頭(13戸)から、JA出品枠の8頭を決めた。

 エコー画像の判断は分析力と経験が重要となる。JAの坂本隼斗指導員は画像分析の精度を高めることに意欲を示した上で「子牛や飼料価格が高止まりし、肥育経営は厳しい状況にある。共励会で入賞することで生産者の農業所得を増大したい」と意気込みを述べた。