熊本の農畜産物

【ゴボウ】柔らか 水田育ち地域の“食財” GI登録記念 12日に祭り 消費拡大めざす/JA菊池

2019.05.03
GIに登録された「菊池水田ごぼう」の料理コンテスト審査

 熊本県のJA菊池ゴボウ部会は、「菊池水田ごぼう」の地理的表示(GI)保護制度への登録を記念し、菊池水田ごぼうが“主役”の催し「菊池・新緑うまいもん祭り」を12日、菊池市で初めて開く。知名度向上や消費拡大につなげるのが狙い。昨年から試作を重ねて完成した「牛蒡(ごぼう)ビール」も初登場する。

 祭り会場は、同市ふるさと創生市民広場。記念式典やゴボウ料理の試食を予定する。菊池市の観光協会や商工会とも協力。飲食店「菊池うまいもん」35店舗が出店して盛り上げる。事前に申し込めば、水田ゴボウの収穫も体験することができる。事前に開くゴボウ料理コンテストで入賞した料理の表彰式や試食もある。

 GIに関連した企画も用意。県内でGIに登録済みのイ草、畳表、「くまもとのあか牛」(褐毛和種)の展示や販売も行う。

 市、JAなどでつくる実行委員会の会長で、JAゴボウ部会長の岩木良信さんは、収穫作業と祭りの準備を進める。「菊池水田ごぼうをPRし、地域住民にもたくさん食べてもらいたい」と力を込める。

 水田で栽培するゴボウは、畑地栽培と比べて肌が白く、曲がりが少ない。食感も柔らかく、あくが少ない。菊池市を中心に、JA管内で100戸が160ヘクタールで栽培する。