熊本の農畜産物

【スイカ】“幻の特産”守り続ける 「金山スイカ」仕上がり上々 まもなく本番/JAたまな

2019.05.05
集荷所にスイカを持ち込む西川克己さん㊨と大貴さん

 熊本県のJAたまな管内の荒尾市で、「金山スイカ」の出荷が始まった。5月上旬にピークを迎え、中旬まで出荷が続く。京都府を中心に2000ケース(1ケース2玉)の出荷を見込む。

 「金山スイカ」は、同市金山地区で栽培されたスイカで、甘さとサクサクとした食感が特徴。現在の生産者は、わずか3戸で、「幻のスイカ」と呼ばれている。今年産は天候に恵まれ、2L・3Lサイズ中心と玉肥大は良く、1日の寒暖差もあり高糖度の出来だ。

 集荷所にスイカを持ち込んだ西川克己さん(71)は「食味も良く、ここ10年で一番の大玉でのスタートとなった」と話した。孫の大貴さん(20)は、県立農業大学校を卒業したばかりの新規就農者。大貴さんは「昔からある金山スイカを絶やすのはもったいない。祖父の背中を見て、栽培を続けたい」と意気込む。