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【青年部】つらいミカン剪定任せて 高齢農家らを支援/JAたまな

2019.03.19
選定作業をする青年部員

 熊本県のJAたまな柑橘(かんきつ)部会青年部は、高齢などで十分な剪定(せんてい)が困難な生産者を対象に、JAと協力して剪定支援をし、効率的な品質アップに取り組んでいる。ミカンの樹形を改善することで日当たりや風通しを良くし、品質を上げ生産拡大につなげる。適切な剪定で、その後の消毒など作業効率の向上も見込める。

 2月下旬から3月中旬にかけ、青年部とJA職員らが作業班に分かれ87園地13ヘクタールで作業支援。ミカンの木は葉が茂り過ぎると、日当たりが悪くなり着果しにくくなる。また、風通しが悪くなり害虫が付きやすくなるため、主枝と競合している枝をチェーンソーで切り落とし、切り口に乾燥や病原菌の侵入を防ぐための保護材を塗った。

 剪定作業を依頼した玉名市の米田米子さんは「剪定作業は重労働。家族で約3カ月かかっていたが、青年部の皆さんが半日ほどで剪定してくれて非常に助かる」と感謝した。

 青年部による剪定支援は4年目の取り組み。班による共同作業にすることで、作業負担の軽減や効率化が見込める。青年部員は「今後も剪定支援を続け、部会全体の柑橘の生産拡大、品質向上につなげていきたい」と意気込んだ。