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【自己改革】人つなぐ、JA~私たちの自己改革奮闘記(72)~JAかみましき

2019.03.07
日本農業の行方とJA改革について講演する石田さん

 JAかみましきは2月22日、甲佐町の本所で、専門部会長合同研修会を開いた。各生産部会の代表や各関係機関、JA役職員ら約100人が対象。農業やJAを取り巻く情勢をテーマにした講演を聞いた。JA営農指導員が「ばってん甘柿」のブランド化について報告した。農業関係に携わる講師を招いて最新情報などを共有することで、上益城地域の農業の確立と活性化を図る。

 同研修会は毎年開いている。今回は龍谷大学農学部食料農業システム学科の石田正昭教授を講師に招いた。「日本農業の行方とJA改革」と題して講演。「消費者の理解を得てこそ日本農業は良くなる」と話した。子ども食堂への食材提供や雇用による農福連携などを通した農業の「活私開公(自らを生かして公共を支える)」への転換を呼び掛けた。

 また、これを土台に「JAが自発的に変わっていくために必要なことは、人と人との助け合いによるJAや地域の下からの自治・自立だ」として、JAの目指すものとして「農業を通じて地域の食、自然、暮らしを守っていくこと」などを挙げた。体験農園など働く場の創出による地域コミュニティー再生などの具体策を提言した。

 講演後、参院議員の藤木眞也氏が農業に関する国政報告をした。農業を取り巻く情勢や関連法案の取り組みについて報告。「次世代の育成に向け、農家の手取り1000万円を目指す」と語った。