熊本の農畜産物

【アスパラ】春芽出番 “オレ流”栽培仕上がり◎ 熊本市東区 高木幸洋さん/JA熊本市

2019.02.22
アスパラガスを収穫する高木さん

 JA熊本市管内で16日、アスパラガスの出荷が始まった。熊本市東区に住む高木幸洋さん(39)は、JA管内で唯一、アスパラガスを出荷している。現在、無加温ハウス20アールで、グリーンアスパラガスを栽培する。

 高木さんは「今年は暖冬の影響で、例年に比べて生育が早い。春芽の出荷も10日ほど早まっている。気象状況の影響も比較的少なく、栽培しやすい年だった」と振り返る。

 春芽は、前年の夏から秋に太陽の光をたっぷり浴び、栄養を蓄えて成長する。春はまだ気温が低いため、根に栄養をため込んだ太い芽がゆっくりと伸びる。高木さんは「しっかり生育し、おいしく仕上がっている」と、甘味の強い物を収穫する。

 高木さんが栽培を始めたのは12年前。長年、両親がバラ栽培を続けていたが、燃料・資材の高騰や労力確保が課題だった。作業効率を重視して、アスパラガス栽培に踏み切った。

 「栽培はインターネットや栽培本を活用している。手探りでも、一つずつ自分で考えて栽培するのは楽しくもある」と、JA管内唯一の出荷に前向きだ。

 3、4月上旬に春芽の出荷最盛期を迎える。夏芽は10月下旬まで。アスパラガスの他にも、農事組合法人秋津営農組合の組合員として、米・麦・大豆の栽培管理・収穫を担う高木さん。春の訪れともに、忙しい一年が始まる。