熊本の農畜産物

【小玉スイカ】お待たせ シャリ感糖度十分/JA熊本市

2019.02.06
丁寧に小玉スイカの収穫を進める桂さん

 JA熊本市東部スイカ部会小山戸島支部で1月下旬から小玉スイカの出荷が始まっている。今年産もシャリ感・糖度とも十分な仕上がり。同市東区の桂富士夫さん(63)は60アールのハウスで連日、収穫に大忙しだ。桂さんは「2018年産は台風などの影響がなく、冬場の天候も温暖で安定していたので、病害も少なかった」と振り返る。

 同支部では、生産農家5戸が無加温ハウスで栽培。品種は「スウィートキッズ」「ひとりじめ」を中心に、主に関東方面に出荷する。18年産初出荷となった1月29日は、45ケース(1ケース約8キロ、5、6玉)が出そろった。前年比6割増で、順調に出荷をスタートした。今後は早出し果を週2、3回のペースで出荷。2月中旬までに約1300ケースを計画している。

 「温暖な気候が続き、生育が順調に進んでいるが、過剰な加温は病害を招くので、温度管理を徹底して着果に合わせた安定供給を心掛けたい」と桂さんは意気込む。

 小玉スイカは、糖度12前後で果皮が薄く、大玉スイカに近いシャリ感があり、冷蔵庫に丸ごと入る直径15~20センチ、約2キロの大きさで人気を集める。冬場の贈答用などで需要が増えている。3月下旬からは春物の出荷が始まり、5月中旬まで続く。