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【自己改革】人つなぐ、JA~私たちの自己改革奮闘記(65)~JAくま

2019.01.22
子ども食堂を訪れたJAくまの永井総務部長㊧とJA熊本中央会の西田さん

 JAくまは、2年前から熊本市の慈恵病院が運営する「エンゼル子ども食堂」へ組合員から寄せられた支援米を提供している。2017年の総代会で総代から社会的貢献活動ができないかとの提案がきっかけ。JAも自己改革に取り組む最中で、原点回帰の下、農業協同組合の相互扶助と助け合いの精神に基づき、地域社会の貢献活動として決めた。

 子ども食堂は、共働きや一人親家庭、経済的理由などさまざまな理由で孤食を余儀なくされている子どもたちに食事の場を提供するもの。食材は寄付で賄われ、小学生から中学生を中心に60~80人が訪れる。寄贈先はJA熊本中央会を通じ、子どもたちへ無償で食事を提供している同病院の紹介を受けた。

 支援米の集荷は、管内の組合員に趣旨と提供協力を呼び掛け、寄贈先での長期貯蔵を考慮し、新米で提供している。

 18年は29戸の生産者から32袋(960キロ)の支援米が集まり、昨年12月に職員が病院を訪れ支援米を届けた。

 北村一夫総務部長代理は「寄せられた善意の一袋一袋が積み重なって大きな善意となった。担当した職員も、協同の力の素晴らしさと篤志の心に触れたことで、素晴らしい組合員の下で働いていることを認識でき、職員の教育にもつながった」と話す。