熊本の農畜産物

【小麦】「ミナミノカオリ」 タンパク含有量増 追肥徹底で全量1等豪華列車のパン原料/JAたまな

2018.12.26

 熊本県のJAたまな高品質ミナミノカオリ生産部会は12月中旬、玉名市内で2018年産小麦「ミナミノカオリ」の反省検討会を開いた。18年産はタンパク含有量が56人の全生産者で増加し、平均は12.7%で前年から1.6ポイント伸びたと報告した。

 収量1014トンは全て1等だった。JA担当者は「生産者の努力はもちろん、定期的な栽培検討会や硫安10キロの追肥徹底などが好結果につながった」と話した。検討会には熊本製粉の社員も出席。同社はJAと協力し、小麦「ミナミノカオリ」の中でタンパク質が12.5%以上のものだけを「Premium T(プレミアムT)」として販売している。

 同社から「『Premium T』は、JR九州の豪華列車『ななつ星』で提供されるフランス料理のパンの原料に使われるなど、高い評価を得ている」と報告を受けた。田端末雄部会長は「他県からの視察も増え、注目の高さを感じる。反響に応えるため、検討会を通じさらに高品質の麦を作ろう」とあいさつした。

 検討会では18年産の表彰を行った。結果は次の通り。

 ◇最優秀賞=田端末雄
 ◇平均反収の部▽1位=田端末雄▽2位=西隆介▽3位=坂本勉
 ◇タンパク含有量の部▽1位=西口晴彦▽2位=吉川アツエ▽3位=吉川優