熊本の農畜産物

【球磨栗】出荷量514トン 水選別処理が奏功/JAくま

2018.12.20

 熊本県のJAくま果樹研究会栗専門部会は12月上旬、熊本県人吉市で2018年産栗出荷反省会を開いた。管内は県内最大の栗産地で、「球磨栗」が有名。9月下旬のピーク時には1日当たり20トンを超える出荷となり、総出荷数量514トン、販売高3億8014万円、販売単価739円となった。

 生産者戸数は1200戸で、栽培面積は700ヘクタールだった。販売情勢報告では、部会が生産対策に掲げる水選別処理が品質向上につながり、クレームがほとんどなく、市場から高評価を受けたと紹介した。

 同年産栗の生育状況は平年と比べ、全品種で開花が4~8日早かった。今年は裏年に当たることと、結果母枝の不充実により花芽が少なく、着球数は少なかったが、全体的に大玉となった。

 当日は部会員や行政、市場関係者、JA役職員ら100人が出席。高野和夫栗専門部長が「ブランド確立には継続的に高品質な栗を作り、信頼を得る必要がある。講習会を通じて技術を磨き、部会内の底上げを図ろう」とあいさつした。

 19年産も水選別処理を強化して一層の品質向上を目指す。