熊本の農畜産物

【タケノコ】早掘り 正月に的 小ぶりも出荷増期待/JAたまな

2018.12.07
早掘りタケノコを選果する従業員

 熊本県のJAたまな管内で11月上旬、タケノコの出荷が始まった。JA春富選果場では、生産者23戸が持ち込んだ197キロを重さごとに選別し、従業員が傷がないか1個ずつ確認。根切りをして、1箱2キロの段ボール箱に詰めた。初日は、関東へ97箱を出荷した。

 この時期のタケノコは「早掘りタケノコ」と呼ばれ、あくが少なく、刺し身でも食べられる。初物として、料亭での需要が高い。「早掘りタケノコ」は土壌や日照条件、地温が生育に関係し、限られた土地でしか収穫することができないことから、“貴重品”として高値取引される。

 JA担当者は「福岡県や鹿児島県をはじめ、全国的に裏年傾向だが、管内は表年。今後は順調な出荷が期待できる」と話した。

 今年産は9、10月に雨が少なかったため、やや小ぶりだが、12月下旬には、おせち料理などの正月商材として、出荷増を見込む。

 JAタケノコ部会では、部会員約600戸が栽培。来年3月下旬にピークを迎え、4月中旬までに約1000トンの出荷を目指す。