熊本の農畜産物

【イチゴ】「ゆうべに」玉肥大良好 クリスマス需要 高単価販売を期待 出足順調/JAたまな

2018.11.17
集荷所に持ち込まれたイチご「ゆうべに」を確認する職員

 熊本県のJAたまな管内で10日から、イチゴ「ゆうべに」の出荷が始まった。「ゆうべに」は熊本県が開発した多収性品種。大玉で断面が赤く、甘味と酸味のバランスが良い。年内収量が多いことから、クリスマス需要期の高単価販売が期待できる。

 JA管内では、2016年から本格導入。17年産の栽培面積は約40ヘクタールで、県内トップの「ゆうべに」産地だ。イチゴ全体の出荷数量は2533トン(前年比92.6%)だったが、「ゆうべに」の高単価販売が後押しし、販売金額は32億9433万円(同103.1%)と、好調な販売実績だった。

 今年産は、台風が続いた影響で定植が遅れたが、生育は順調。JA担当者は「玉肥大が良く、一日の寒暖差があることから、食味良好に仕上がった。良い出荷スタートが切れた」と笑顔を見せた。

 管内では212戸が54.2ヘクタールでイチゴを栽培。18年産も「ゆうべに」を主力に、収量増加を目指す。