熊本の農畜産物

【露地ショウガ】JGAP団体認証 特栽48戸が取得規模拡大を期待 貯蔵して風味アップ 来春に出荷/JA熊本うき

2018.11.02
JGAP認証農産物として扱われるショウガを収穫する片山さん

 JA熊本うき管内で10月下旬から、露地ショウガの収穫が始まった。2018年産は高温の影響を受けたが、収量は平年並みで品質良好。11月下旬まで、収穫量2800トンを目指す。生産者は早朝から日暮れまで、収穫に追われる。

 JA管内は県内有数のショウガ産地。宇城市小川町を中心に、同市豊野町や美里町で栽培され、JA生姜(しょうが)専門部会では、生産者138人が68ヘクタールに作付けする。8月には、特別栽培に取り組む生産者のうち48戸で、農産物の安全性や環境保全の取り組みを認証するJGAP(日本版農業生産工程管理)の団体認証を取得。今年産のショウガから、JGAP認証農産物として取り扱われる。

 収穫したショウガは、一部を新ショウガとして出荷するが、多くは温度管理の行き届いたJAや各家庭の貯蔵施設で保管。貯蔵することで風味と辛味が増し、ショウガ独特のあめ色になった状態で、翌年3月から出荷する。

 宇城市小川町で60アールを栽培する片山鉄治さん(38)は「JGAP取得で、企業的な管理手法を取り入れることができるようになった。法人化を目指し、規模拡大を進めている。雇用を増やし、ショウガ栽培を通じて地域を活性化したい」と、連日の収穫作業に汗を流す。