熊本の農畜産物

【セルリー】先進農家が毎月巡回 収量・所得・部員増に成果/JA鹿本

2018.10.14
生産者にアドバイスをするアドバイザー

 熊本県のJA鹿本セルリー部会は10日から部会員一人一人の栽培管理と技術の向上を目指して「アドバイザー巡回」を開始した。収穫までの月2回、セルリー(セロリ)の栽培技術が優れた部会員「アドバイザー」2人とJA営農指導員、JA販売課職員らが部会員のハウスを巡回し、アドバイスを行う。

 スイカの後作として栽培が始まり、部会を設立して約16年。2014年から始めた同巡回により中心階級である2Lの収量が多くなり、生産者の所得増大にもつながっている。部会員も今年度は9人増。植木町を中心にJA管内全域で27人が871アール、前年比150%で栽培している。

 初日は全部会員のハウスを巡回し、生育途中で株の大きさ、葉色、状態を確認。二重被覆のタイミングや養水分管理、防除の適切な時期をアドバイスした。

 出荷は11月上・中旬から。今年度はセルリー部会の女性が料理を考案し、主な消費地の県内と広島で年4回の試食宣伝会を予定する。高品質栽培と積極的な販売活動を行い、「夢大地かもと」ブランド確立と産地化を目指す。

 アドバイザーは「栽培は温度・湿度管理が重要だ。高品質なセルリーが収穫できるよう部会一丸で栽培管理の徹底に取り組んでいく」と話す。