熊本の農畜産物

【レイシ】10アール目標5トン取り 秋冬作レイシ 花芽着生強い品種導入も/JA熊本うき

2018.09.10
17年産優秀者表彰を受ける野田さん㊧と林さん

 JA熊本うきレイシ専門部会は、秋冬作で高温化での花芽着生が高い品種の導入を検討する。2019年度以降、レイシ(ニガウリ=ゴーヤー)共台木の試験栽培を実施予定。収量や品質、樹勢などを確認しながら、現状の課題改善につなげ、2年後の導入を目指す。18年産は適正管理を基本に、土づくりや地力増進に取り組み、10アール当たり収量5トンを目指す。

 同部会の10アール当たり収量は全国トップレベルで、18年春夏作では最高収量7トンを記録した。JA管内で栽培する品種「えらぶ」は、土壌伝染性病害、つる割病の対策として、フザリウム抵抗性のカボチャ台木による接ぎ木栽培を導入している。穂木と台木の肥大力に差があり、収穫後半までの樹勢維持が難しい上に、花芽着生が弱いのが課題で、減収の大きな要因だ。

 対策として、適正管理で樹勢維持を図り、有機物や土壌改良材を施用した土づくりと地力増進に取り組み、栽培環境改善につなげる。試験品種導入も視野に、一層の増収で農家所得増大を目指す。

 8月下旬に開いた出荷反省会には部会員や市場、JAから関係者約30人が出席。17年産実績は生産者26戸が5.56ヘクタールで作付けし、総出荷量230トン(前年比104%)、販売金額8955万円(同95%)だった。

 10アール収量優秀者として、17年秋冬作の部で野田祐樹さん、18年春夏作の部で林恭生さんを表彰した。