熊本の農畜産物

【米】早期米収穫始まる 県内トップ 生育良好 価格に期待/JAあまくさ

2018.07.27
早期米を収穫する福田さん

 早期米の栽培が盛んなJAあまくさ管内で22日、県内トップを切って、稲刈りが始まった。JA管内での水稲作付面積は1100ヘクタール。そのうちの90%、約1000ヘクタールを早期米が占める。天草地域は、温暖な気候を生かした早期米の産地として確立している。

 3月下旬から田植えをした上天草市松島町の福田直さん(65)は、140アールで収穫を始め、「わさもん」50アールを刈り取った。
「わさもん」は「きらり宮崎」と「越南175号」の掛け合わせで、食味・収量は「コシヒカリ」と同等。「コシヒカリ」に比べて耐倒状性に優れ、病害虫に強く、出穂期が5日ほど早い極早生種。福田さんは「開花時期に長雨にならず、受粉がうまくいったことと、7月の天候に恵まれたので、品質も量も昨年より良い。価格に期待したい」と話した。

 JA指導員は「移植後も安定した温度に恵まれ、今年産は順調な生育となった」と話した。

 収穫した早期米は「コシヒカリ」が主力。乾燥・調製を経て、管内2会場で27日から、農産物検査をする予定。稲刈りは8月上旬からピークを迎え、JAは集荷数量1783トン(2万9720俵)を計画している。