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【イチゴ】17年産イチゴ 生産量11%増、売上高35%増 過去最高の実績に 「ゆうべに」広げ収量増/JA熊本市

2018.07.11

JA熊本市白浜苺(いちご)部会の2017年度の生産量と売上高が、過去最高の実績に達したことが総会で分かった。生産量は前年を11%上回る276トン。売上高は4億2751万円で同35%増だった。村上勝彦部会長は「生育期に低温が続く中、徹底した温度管理と天敵活用などの対策が収量増大につながった」と力説した。

 JAは新品種「ゆうべに」を主力品目とし、JA熊本経済連など各関係機関と連携したPRに積極的に取り組んでいる。生産面では新たにハダニに対する天敵防除の導入や「ゆうべに」の面積拡大に着手。単収増大に成功した。

 総会には部会員や取引市場、行政、JA関係者ら約60人が出席。JA河内支店担当理事の木下優喜さんは「昨年度の生産・販売努力を今年度も継続していくことが重要。産地を盛り上げていこう」と呼び掛けた。
 取引市場からはさらなる需要拡大が見込まれる「ゆうべに」の生産技術の確立と安定供給を求める報告が相次いだ。

 北九州青果の橋本涼果実部次長が「全国的に果実が不足したことが、国産イチゴの高単価販売につながった」と昨年度の販売状況を振り返った。

 18年産は部会の生産農家17戸が約6ヘクタールを作付けする予定。出荷量は300トンを目指す。
 重点取り組み事項として、計画出荷による安定供給の徹底や、年内、厳寒期の出荷割合向上対策として健全苗の育成を行い、生産量と果実品質の向上に努めることも決めた。