熊本の農畜産物

【生姜】持続的経営の切り札JGAP取得へ一丸/JA熊本うき

2018.07.03

JA熊本うき生姜(しょうが)専門部会は、農産物や農作業など安全性を管理するGAP(農業生産工程管理)の国内認証「JGAP」の取得を目指している。7月上旬に第三者機関の審査を受け、団体認証を取得すれば、JAの生産部会では初めてとなる。認証取得で安全・安心をアピールし、取引先との信頼を確保して、長期的な安定取引を目指す。

 宇城市小川町は、県内有数のショウガ産地。GAP認証は、東京五輪やパラリンピックの食材調達の要件になっており、部会はJGAP認証取得に向けて、2017年度から本格的に動きだした。全体研修や説明会を開き、国際水準GAPやJGAP認定取得に向けた取り組みについて協議を重ねている。

 部会は、部会員139人が68.2ヘクタールで栽培。17年度は梅雨明け以降、高温乾燥の影響を受け、出荷数量は2477トン(前年比98%)、販売金額7億9200万円(同比70%)だった。

 6月下旬に小川町農業構造改善センターで開いた第31回通常総会には、部会員約100人が出席。18年度事業計画など2議案を承認した。
 本村徹部会長は「部会一丸となってJGAPの認証取得に取り組み、これからの産地や地域を支える担い手の育成に力を入れながら、持続可能な農業経営を追求していきたい。昨年の反省点を踏まえ、栽培管理を徹底し、収量・品質の向上に努めていく」と話した。