熊本の農畜産物

【春ニンジン】冷水プールをズンズン 仕上げは殺菌シャワー 14等級に選別 品質保持は万全/熊本・JA菊池

2018.05.15
冷水プールからオゾン殺菌室に進み選別されるニンジン

 熊本県菊陽町にあるJA菊池ニンジン選果場で、春ニンジンが出荷のピークを迎えている。気温が上がり、出荷量も増えた。品質保持のため、水温9度の冷水プールと、オゾン殺菌シャワーが大活躍。日量3000ケース(1ケース10キロ)を出荷している。
 ニンジンは泥付きのまま持ち込まれ、水槽で泥を落とし、3段階の洗果ブラシで洗浄。冷水プールで冷やされ、オゾン殺菌シャワーを浴びる。大きさや形で14等階級に選別され、保冷庫で保存して出荷する。
 
 ニンジン部会の内藤文紀部会長は「生育時の低温の影響で出荷始めは小ぶりだったが、5月に入って天候が回復したため、生育も良く、品質良好。出荷量を増やしている」と笑顔を見せた。「5年前に選果場が整備されて処理能力が倍増した。保冷庫も整備され、安心して出荷できる」と話した。

 管内の春ニンジンは、ニンジン臭さがなく、甘味があると市場評価が高い。5月下旬には日量4000ケースを見込んでいる。出荷は6月下旬まで続く。