熊本の農畜産物

【ニガウリ】夏の味覚出番 ニガウリずっしり ハウス物出荷/JA熊本市

2018.05.09
出荷シーズンを迎えたニガウリを収穫する緒方部会長

 JA熊本市管内で、4月中旬からハウス栽培のニガウリ(レイシ)の出荷が始まっている。JA熊本市レイシ部会の緒方敏基部会長のハウスでは2日、2月中旬に定植したニガウリを収穫。緒方部会長は「冬場の冷え込みで例年より2週間ほど生育が遅れているが、ずっしりとボリューム感もあり品質の良いものができている」と自信を見せる。5月8日の「ゴーヤの日」に合わせた出荷も伸びた。

 2018年産は、定植後の低温による出荷遅れが心配されたが、3月の気温上昇で生育が進み、例年通りの出荷スタートを切った。熊本市南区会富町のJA広域野菜選果施設では、5月の大型連休や「ゴーヤの日」に合わせて出荷数量が増え、2日現在で日量2000ケース(1ケース3キロ)を連日出荷している。
 5月中旬~6月上旬に出荷最盛期を迎え、6月末まで続く。総出荷量10万ケース、販売高1億5000万円を目指す。

 JAレイシ部会は生産農家36戸が約7ヘクタールで栽培している。生産する品種は「えらぶ」で、濃い緑色で光沢があり、表面の丸みを帯びた、いぼとボリューム感が特徴だ。独特の苦味がスタミナ源となる健康志向の夏野菜として夏ばて予防の味方として人気を集めている。

 緒方部会長は「夏場の需要期を目前に控え、女性部を中心に開く試食販売会などで消費地に熊本市産をPRし、消費拡大に努めたい」と話した。