熊本の農畜産物

【キャベツ】出来上々 高品質出荷呼び掛け/JA熊本市

2018.04.11
部会員にキャベツの出荷規格を説明する吉岡部会長㊨

 JA熊本市キャベツ部会が生産する春キャベツの出荷が本番を迎える。品種は「春ごろも」。今年産は厳寒期の低温・乾燥により例年より1週間ほど遅れが出ているものの、3月以降は天候に恵まれ、柔らかく甘味が強い高品質な仕上がりだ。

 4日はJA城山支店で、出荷本格化に向けて出荷査定会を開いた。生産者、荷受市場7社、JA関係者ら約50人が参加。輸送時にキャベツが傷まないように箱詰めの仕方や、等階級、外葉の調製などを確認し、統一した出荷で有利販売を目指すことを決めた。
 荷受市場代表が、急激な気温上昇による単価低下や今後の販売見通しなどを報告。「全国的に品質低下に陥っている現状で、バイヤーからJA部会の今年産春キャベツの品質が非常に良いと太鼓判をいただいている。シーズン通した高水準な出荷をしてほしい」と呼び掛けた。
 吉岡浩治部会長は「生産者間で見られる品質格差を無くし、市場・消費者のニーズに沿った安定出荷を徹底していきたい」と話す。出荷は5日から始まり、最盛期の4月下旬からは日量約3000ケース(1ケース10キロ)を見込む。

 春キャベツ「春ごろも」は、病気が少なく、収穫量を確保できるのが特徴。栽培農家46戸が約13ヘクタールで栽培。5月中旬まで4万ケースの出荷を見込んでいる。